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コボルドの恋

コボ「……ふぅ」
太陽の輝き亭の調理師、コボは考えていた。
訳あって現在店で引き取っている女コボルドのハニーの事だ。
ハニーは確かに人族の社会を暮しやすいと感じ始めている。
コボの実感のこもった説得―彼もまた、昔は蛮族の軍にいたが人族の街へと逃れてきたのだ―の成果だ。
コボ「だけど…」
ハニーは端的に言って「強い男」が好みのようだ。蛮族の社会にいたからというのはあるだろう。
コボ「おいら相応しくないっすかね…」

「どうしました? 考えこんじゃって」
店のマスター、スティーブが声をかけてきた。
コボ「実は…」かくかくしかじかと説明する。
スティーブ「そうですか…。大丈夫、コボが『強さ』を持っているのは僕が保証します」
コボ「え、でもおいら力は…」
スティーブ「人族社会における『強さ』は、肉体的な力だけではないですよ。彼女はまだ気づいてなさそうですが。
 ただ、そのためには彼女にはもっと広く、視野を持ってもらった方がいいかもしれませんね」
コボ「何かあるっすか?」
スティーブ「ええ、ここで給仕の仕事だけを任せているのは、彼女にももったいないのではと思いまして。
 彼女は駆け出しとは言え、マギテックです。その能力を生かせる職場に相談してみました。
 マギテック協会ですね。従順な子なら、という条件でOKはもらいました」
コボ「ハニー、いっちゃうっすか?」
スティーブ「まだ彼女に話はしてませんから、その返事次第ですね。
 …大丈夫、そんなにしょげないで。街の中のすぐそこの距離ですし簡単に会いに行けますよ。
 それに、ちょっと離れるとさらにいい所が見えてくるかもしれませんよ」
コボ「うん、わかったっす」
スティーブ「まあ、従順というには少しツンデレな部分がありますが」
コボ「あはは、そうっすね」

それから数日後…、ハニーはマギテック協会へ行くことととなった。
コボ「それじゃあ、ハニー、気を付けて行って来るっす」
ハニー「あなたに言われなくても、十分に警戒して行って来るわっ」
コボ「また会いに行くし、そっちも遊びに来てほしいっす。特別製スイーツ用意して待ってるっす」
ハニー「う…、そそれじゃあ仕方ないわね。また顔を見に来てやってもよくってよ」
コボ「それじゃあ…気を」
ハニー「気をつけろならさっき聞いた。しつこい」
ふん、と言ってハニーは歩きだした。
スティーブ「あはは…。らしいというかなんというか、でもよかったですね。また会いに来るそうですよ」
コボ「スイーツ目当てのような気もするっすが…」
スティーブ「それはコボが作るんでしょう。大丈夫、それが君の『強さ』です」

ある年の、秋が深まっていこうとする季節の出来事だった。

―――――――――――――

9月22日、GMとして「コボルドの恋」を開催しました。
参加PC:オウミ、ジヴライル、ラスカ、バクサ、ヒルダート

最初は捜査パートがそんなに長くないので、短時間で済みそうだと思ってたんですが…そんなことは全然なかったorz
まず、私のログ取れない現象がなかなか解消してくれず、いろいろな所で時間取ったこと。
戦闘前後の相談やRPシーンに結構時間がとられたこと。
戦闘中回避ダイスが走りまくってたことなどで、結局28時終了…いつものよしのさんじゃないか!
いろいろ反省です。

ハニー(名前決めてなかったので仮称)は、かなり蛮族的思考に染まってます。
コボルドシューターという、一般種と違うという優越感の影響もあるでしょう。
実際、彼女は強い男が好きなんですが…コボでお眼鏡にかなうかなぁ(笑)
一方のコボはハニーに一目惚れをしたのですが、内面を知るとその違いにちょっと戸惑ってます。
だけど、蛮族的思考に染まっている彼女を変えたいと思ってるようで、事あるごとに人族社会の方が暮らしやすいと説得しています。

結論として、2人の関係は「まずはお友達から」始める感じですかね。
近すぎる位置にいるより、少々離れた方がお互いの良さが見えてくるかもしれません。
というわけで、冒頭の文章のような感じに。
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オンラインTRPGサイト「月光華亭」の一参加者です。
正統派を目指してます!(多分)

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